2023年7月7日

7月の食材は
京都の夏の風物詩「鱧(はも)」。

京都の夏といえば、
今月京都で開催中の、日本三大祭りの一つである「祇園祭」は、別名「鱧祭り」とも言われるほど、この時期の京都と鱧は切っても切れない関係です。
そんな鱧は、多くの骨があることは有名。そのため、「骨切」という技術が必要であり、料理人の腕が試されます。
高級料理の定番でもありますが、その技術こそが高級である所以と言っても過言ではありません。
そして、丁寧に骨切された鱧は、ふわっとした食感が絶品です。淡白な味は、梅肉との相性も抜群で、夏バテ気味のからだにも、すうっと馴染みます。
今月のプレートでは、自家製のたまねぎドレッシングも添えました。やさしく、そして内側から元気になれる逸品です。

合わせたいお酒は、夏限定の「涼」「夏生」はもちろん、「みぞれ酒」も欠かせません。
猛暑日も多い京都の夏、まずは「みぞれ」で火照ったからだを冷やしましょう。
ただ、みぞれは飲みやすく、ついつい飲みすぎてしまうので「和らぎ水」もお忘れなく!
また、エアコンで冷えてしまったからだには、夏でも「燗」もオススメです。

この夏、「初めは冷酒、途中で燗にシフトチェンジ」…という飲み方のスタイルを、試してみませんか?

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純米酒粕 玉乃光