秋の味覚を、酒米と。
純米酒粕玉乃光の名物の一つ。酒米「雄町」の土鍋ごはん。
日本酒造りに適した「酒米」は、食べる目的には適さない…と言われることもありますが、
そんなことはありません!
たしかに、食用米のように普通に炊飯器で炊こうとすると上手く炊くことが出来ません。
ただ、水加減や炊き方に気を付ければ、美味しくお召し上がりいただけます。
特に、お出汁を使った炊き込みご飯などに適しています。
そのカギとなるのは「心白」。
お酒造りのポイントも心白にありますが、ここは水が染み込みやすい部分となっています。
つまり、お出汁の美味しい部分がお米に浸透しやすくなるのです!!
四季折々の美味しさが詰まったお出汁を存分に吸った土鍋ごはん。
その優しい味わいは、お酒の〆にも欠かせません。
今月は、栗とはまち。
栗のほっこりした甘味と、はまちのきゅっと詰まった旨味が調和し、それを三つ葉のさわやかな香りが包み込みます。
秋の味覚と酒米のハーモニー、是非お楽しみください。